税理士資格を取得するメリットは?期待できる年収や顧問税理士の需要まで解説!

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税理士

脇田弥輝

「税理士資格を取得しようか悩んでいる…」

「税理士の年収ってどのくらい?」

「顧問税理士って世間的にどれくらいの需要があるんだろう?」

この記事を読まれているあなたは、きっと上記のようなお悩みをお持ちの方だと思います。

税理士とは言わずもがな税務に関するスペシャリストのことで、人気の高い国家資格の一つです。

一朝一夕で取得できるような資格ではないため、苦労して取得するだけの資格なのかどうか気になられている方も多くいらっしゃると思います。

この記事では、税理士資格を取得した際のメリット、活躍できる業界や年収のことまでつっこんで解説していきます。

税理士を目指すかお悩みの方は是非ご一読ください!

税理士のメリットをざっくり説明すると

  • 就職・転職活動に有利。独立開業も視野に入れることができる
  • 高年収が狙えて人脈も増える
  • 女性や定年後も活躍できる機会が多い
  • 学歴問わず活躍することができる

税理士資格を取得するメリットは?

お金 税理士は数ある資格の中でも非常に人気の高い国家資格になります。税理士の資格を取得するとどんなメリットがあるのでしょうか?早速解説していきましょう。

独立開業することができる

税理士資格を取得すると独立して個人事業主になることも人生の選択肢に入れることができるようになります。

個人事業主の魅力は、やはり会社のためではなく自分のために仕事をすることができることではないでしょうか。

サラリーマンの場合、興味の無い仕事ややらされ仕事も指示されれば対応しなくてはなりませんが、独立すると自分の意志で仕事をチョイスし取り組むことができるようになります。

収入面においても、努力した結果が100%全て自分に反映・還元されるのが独立の魅力であると言えるでしょう。

様々なクライアントを通じて幅広い業務を行うことで、より一層自己実現の場が広がる可能性を秘めています。

税理士は8割が開業している

税理士登録をしている人のうち、8割ほどが開業登録をしています。

こうした数字データからもわかるように、税理士は非常に独立開業がしやすい資格となっています

また、税理士は高齢化が進んでいるので、年月が経つにつれて税理士事務所同士の競争は徐々に緩やかになっていくでしょう。

就職・転職に有利になる

税理士は税務におけるスペシャリストです。資格を持っていることで就職や転職活動にも大きなアピールポイントとなります。

銀行や証券会社、保険会社といった金融業界はもちろんのこと、一般企業であっても財務部門で経理・財務の専門知識を生かすことができます。

また、社内情報を使って奥の深い仕事まで行うので、経営に関する様々な提案もできるなど、経営に携わる広範囲な仕事を行うことができます。

女性でも働きやすい

税理士資格は女性の労働環境の助けにもなります。

女性はライフイベントが多く、妊娠などの都合で休職せざるを得ない場合もあります。世の流れとしては改善の方向に進んでいるとはいえ、退社に追い込まれたり、復職が難しいことも多いのが現状です。

税理士資格があれば能力の高さの証明にもなりますので引く手数多であり、復職も容易に行うことができます。

自宅で独立開業をすれば、家事や育児と仕事を両立させることもできる上、家庭の都合で忙しい場合でも業務量を調節して行えるというのも魅力ではないでしょうか。

高年収が狙える

税理士の年収は勤務税理士の場合は平均で700万円、開業税理士ともなると過半数が年収1000万円以上となり、世間的に見ても平均以上の収入を得ています。

税理士全体の年収は1000万円を超え、開業税理士の約3分の1が年収3000万円以上と、極めて高い年収を狙うことができます。

税金に関する知識がつく

税理士資格の勉強を通じて税に関するあらゆる知識を身に付けることができます。

世の中お金についての知識は自分で仕入れない限り、誰も教えてくれません。国からの税金や補助金などについてもわざわざ役所からは教えてくれないため、自分で調べて申請を行う必要があります。無知な人が損をするのが世の流れです。

税理士の勉強は税金の知識を詰め込むことになりますので、自分自身の私生活や個人事業主になった際の経営での節税など極めて役に立つことになります。無駄に税金を多く支払いすぎたりすることを避けたり、意図せず脱税してしまうといった罪を犯す心配がなくなります。

人脈が増える

税理士になると税理士会に所属して様々な会合や勉強会に参加することになります。この時に同業者との関わりが生まれ、多くの先輩税理士の方や他士業の方々とお会いする機会が増えてきます。

この業界では横同士の紹介により顧客を繋いでいくケースが多いので、人脈は多いに越したことはありません。

また税理士として仕事をすることで様々な業界で活躍する経営者の方にお会いすることができるので、非常に刺激的で楽しい経験になります。

学歴にかかわらず活躍できる

日本という国はかなりの学歴社会であり、民間企業や公務員においては学歴の高い方が社会生活において昇格・昇級が早くなるといった有利な方向に働くケースが多く存在しています。

一方で税理士の資格を持っていれば、学歴を気にする人は全くと言っていいほどおらず、学歴関係なしに自分の実力だけでどこまでも高みを目指すことができます。

今の自分の実力を正統に評価してもらえることになりますので、非常に魅力的な環境であると言えます。

税理士に定年はない

一般企業に務める場合を除いて、税理士には基本的に定年退職という概念がありません。

税理士の平均年齢はなんと60歳を超えており、70歳以上で活躍されている方も全体の15%ほどいらっしゃいます。高年齢域においても活躍できることを証明しています。

サラリーマンでも定年後の継続雇用という手段を取ることができますが、希望者全員が継続雇用できるわけではないですし、雇用されたとしても給与が下がる上に雑務のような仕事を任されるケースも多々あります。

老後資金が心配されている今の世の中において、我々は少しでも長く働いてその資金を蓄える必要があります。税理士であれば、一生収入源に苦労しないと言っても過言ではないため極めて魅力的な職種であると言えます。

企業側が税理士を雇う意味は?

ビジネス 税理士は独立する以外にも、企業内税理士として働くという選択肢もあります。企業側が自社内に税理士を置く意味とは一体何なのでしょうか?

そもそも税理士はその専門性の高さと扱う領域の広さから、独占業務だけでなくその周辺業務までカバーすることができます。

そのため一般の経理担当者とは任せる仕事の範囲からレベルまで大きく異なり、より高度で企業の中枢に関わる仕事に携わることができるようになります。

つまり企業側としては、経理部門の幹部候補として期待をかけるわけです。税理士資格を生かして企業のCFO(最高税務責任者)として活躍されている方もいらっしゃいます。

実際に企業によっては税理士の資格手当を付与しているところもあったりします。

企業にとって税理士とは単に税金計算ができるだけの存在ではなく、高度な専門知識を持った信頼できる存在なのです。

顧問税理士をつける意味

契約 企業にとっては顧問税理士を契約すると税務の面において絶大なメリットを得ることができます。

顕著なメリットとしては、税務アドバイスがもらえるという点です。

税務相談は税理士の専売特許となります。顧問税理士を契約することで、会社の内情を把握してもらいながら税務の悩みや業務についていつでも相談ができるようになります。

また、節税効果も期待できます。税理士は節税ノウハウも持っているため、色んな角度から節税のアイデアを提案いただくことができます。

顧問契約をすることで会社の利益状況を細かく把握していただけるので、より効果的な節税対策を提案いただけます。

他にも、経理コストの削減や、正確な税務申告、対外的な信用などのメリットを生み出すことができます。税務は複雑で素人には理解しにくい点も多いため、税理士は経営者から非常に頼りにされます。

メリットと取得難易度はトレードオフ

勉強 上記で解説してきた通り、税理士は企業からの需要も非常に高く、高収入も狙うことができますが、そのメリットが大きい分、資格を取得するまでの道のりはかなり困難であることを覚悟する必要があります。

税理士の資格を取得するまでに5年近くの期間を要してしまうケースも珍しいことではなく、軽い気持ちで生半可な努力では合格にたどりつくことは難しいでしょう。

一方で税理士は試験制度に科目合格制を採用しており、全11科目中5科目で及第点をとることができれば合格となります。

合格した科目は次年度以降も有効となりますので、毎年少しずつ科目合格を積み重ねることで着実に税理士として合格に近づくことができます。

税理士試験は決して楽な道ではありませんが、自分のライフプランにおいてキャリアを大きく飛躍させたいとお考えの方にはこの上なくおすすめな資格であると言えます。

税理士を目指すなら科目合格から

税理士資格を取ろうと決意したのであれば、まずは簿記論と財務諸表論の2科目の合格を目指すのが良いでしょう。(2科目合わせて簿財と言われることが多いです)

簿財2科目は税理士試験の登竜門的な科目であり、これらは科目合格だけでも就職や転職で生きるので5科目合格をまたずとも行動を起こしやすいです。

簿財はそれぞれの試験内容が非常に近いので2科目同時に勉強するのが効率的ですが、一方でどちらも難易度はかなり高いので独学で合格を狙う人は少ないです。

予備校に通うのも良いですが、コストを抑えつつプロの力を借りたいとお考えの方はスタディングの税理士講座を受講するのがおすすめです。

スタディングは簿財2科目の講座を54,980円で受講できるので、予備校よりも10万円近く安く合格を狙うことができます

また、安くても講座のクオリティは非常に高く、スマホを使って場所や時間を問わず効率よく勉強を進めることが可能です。

これから税理士を目指そうとお考えの方にはうってつけの講座となっているので、この機会にぜひチェックしておきましょう。

スタディングの公式サイトはこちら

税理士のメリットまとめ

税理士のメリットや需要まとめ

  • 税理士は高難度の国家資格
  • 取得できれば、キャリアを大きく築くことができる
  • 企業内税理士、顧問税理士など、企業から求められている
  • 合格するためには生半可な努力では難しい

税理士を取得するメリットについて解説してまいりました。

税理士は毎年3万人以上が受験しており、合格率は15%前後と他の国家資格と比較しても難易度の高い資格となっています。半端な気持ちで挑んではいつまでたっても合格を勝ち取ることはできないでしょう。

ですが、苦労の末合格を勝ち取ることができたなら、あなたのライフプラン・キャリア形成を大きく変化させることになるでしょう。

税務のスペシャリストとして社内の評価が高くなり、独立して個人事務所を設立するという夢まで広げていくことができるようになります。定年後や女性の方でも活躍できるため、ライフプランを立てやすいです。

税理士は専門性が高く需要が無くなることはない仕事です。挑戦してみる価値は十分にある資格であると言えるでしょう。

税理士合格目指して頑張ってください!

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